- さびしいか、さびしさに徹せよ。
- ごまかすことなくさびしさを抱いて、真実の教えを聞け。
- それでもさびしければ、さらにさびしさに徹せよ。
- 教えを聞 きつつ。
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- 真実の教えは必ず、生死を、宿業を、背負いきらせて、これを内転
せしめ、
- 大悲摂取の光懐にその全我を託せし
めるであろう。
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- 地上のなにものかによって、おきかえることの出来る淋しさ
より、
- 地上の何ものによっても癒すことの出来ない寂しさ
に徹するとき、
- 人ははじめて、無限なるもの、死なぬもの
の大慈悲の招喚を聞くで あろう
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- 住岡夜晃 『難思録−孤独の内転−』
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- 拙HPのトップページに住岡夜晃先生の上記のお言葉を掲載させていただきましたのをご縁に
- 夜晃先生亡き後の光明団を中心となって支えてこられた細川巌先生に師事された寺岡さんの
- HP「福山歎異抄の会」をご紹介いただきました。夜晃先生の『難思録』、細川先生の『夜晃先生遺訓録』
- などが掲載してくださってあります。また、寺岡さんのノートでは伝統の僧伽「光明団」の皆さんのお念仏
- にふれさせていただけます。
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